日産新型セレナe-POWERの最新発売日は2017年8月!

トヨタがプリウスにPHVを登場させ、ハイブリッド車の新時代の到来を告げました。日産はPHVという路線ではなく、ノートe-POWERを発売し、プリウスを超える月間販売台数を記録するなど、2社の競争が激化しています。
さて2016年8月にプロパイロットを引っ提げて登場した新型セレナだったのですが、本格的なハイブリッド車のラインナップが無いのにもかかわらず、2017年第一四半期の販売台数が4万台を超え、ヴォクシーやノアといったトヨタの人気車種を抑える結果となっています。
このセレナの人気を確固たるものにするのが2017年8月に発売する新型セレナe-POWERです。新型セレナe-POWERは発電用のガソリンエンジンと、駆動モーターが搭載されていて、ガソリンエンジンはあくまでもバッテリーを充電するだけの物です。
しかもこのエンジンとモーターはすでにノートで使用されている発電用1.2Lエンジン、新型リーフで使われている駆動モーターが採用される見込みとなっています。
実績のあるシステムを採用することでユーザーの安心感と日産e-POWERモデルの一体感を演出しています。気になる燃費は25.0km/L程度となる見込みで、価格は300万円前後~とみられています。
【日産新型セレナe-POWERの一長一短】
新型セレナe-POWERは本格的なハイブリッド車のラインナップが無かったセレナに強烈な追い風となります。その理由の一つとして燃費の向上と走行の静粛性があります。
新型セレナe-POWERは充電用エンジンでバッテリーを充電すればあとは電気自動車と同じです。モーターのみで走行することができます。長時間、家族とのロングドライブでも会話を邪魔されることなく、静かなドライブが可能となります。
燃費性能については、現行セレナが17.0km/Lにたいして、新型セレナe-POWERは25.0km/L程度になることが予想されています。トヨタのハイブリッドミニバンの燃費が23.8km/Lとなりますので、もし25km/Lを超えるようなことになれば革命的と言えるでしょう。
「なんだ燃費は現行モデルとそれほど変わらないじゃないか?」と思った方もいらっしゃると思いますが、現行セレナの実燃費性能は11.3km/L(街乗り)程度というデータもありますので、新型セレナe-POWERとの差は歴然と言えるでしょう。
短所となり得るのが走行性能です。前述の通り新型セレナe-POWERにはと同じ駆動モーターが搭載される見込みですが、セレナ(1650kgで8人乗り)とリーフ(1430kg5人乗り)では、重量が違うので、この差が走行性能にどれほどの影響を与えるのか?がポイントとなります。
また現行のセレナは小さいモーターと小さいバッテリーを搭載したシンプルハイブリッドが設定されており、室内空間の広さに影響を与えることはありません。
しかし、新型セレナe-POWERは発電用エンジン+駆動用モーター+バッテリーが搭載されます。このシステムを車両のどこに搭載し、現行セレナと比較してどの程度車室が狭くなるのか?大注目となります。
いずれにしても、新型セレナe-POWERが8月に登場することを考えれば、トヨタのハイブリッドミニバンを検討している方も、セレナの評価を待つほうが無難だと言えるでしょう。
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