マツダCX-8とCX-5の違いとは?まるでコンセプトが異なる車

マツダのSUV車のラインナップは、CX-3・CX-5・CX-8とわかりやすいものとなっている。当然のことながら数字が大きくなるほうが上位車種ととらえて良いわけだが一体何が違うのか?
CX-3とCX-5の違いはまずデザインである。もちろん排気量やパワーの差は歴然としたものがあるのだが、CX-5はCX-3と比較して高級感がありスタイリッシュなデザインが目を引く。CX-3はややぼってりとした印象で、エントリーモデル感が否めない。
エントリーモデル同士で比較するならばCX-3もマツダ独特のデザインで他社と勝負するには十分だが、両方見てしまうと価格の差を差し引いてもCX-5を選びたくなるのが当然であろう。
問題はCX-5とCX-8の違いだ。
形状・デザインはよく似ているのだが、CX-5は2列シートの5人乗り、CX-8は3列シートの最大7人乗りとなっている。CX-8はミニバンに寄せたSUVと言えるだろう。ご存知の通りマツダはミニバンの販売をしない。ミニバンというジャンルで勝負したらトヨタや日産といった市場を崩すことはできないという意図からである。
従ってCX-8はミニバンの新たなジャンルとしての位置付けと言える。なぜならCX-8は後部座席の居住性が思ったよりも高められており、CX-5の走りとは全く違うものになっているからだ。
【CX-8の特徴は後部座席の居住性にある】
CX-8がCX-5よりもミニバン寄りに作られているのはステアリングに表現されている。ステアリングのレスポンスがCX-5よりも遅く設定されているため、キビキビというよりも穏やかなハンドリングとなる。
これにより後部座席に座っている人の居住性が高められていると言えるだろう。
ちなみに後部座席は身長170cm以下の人が快適に過ごせるように設計されているそうで、それ以上の大柄な人が乗った場合はやや狭く感じられることもあるだろう。
上はCX-8のインテリア(公式ページより)
箱型のミニバンはおとなしすぎて嫌、5人乗りのSUVだと家族で出かけるときに不足・・・とこれまでやむなく箱型のミニバンを購入していた方々にとってはこの車は革新的と言えるだろう。
マツダ車ならではのディーゼルエンジンで、低速域のトルクはバツグン!燃料のコストパフォーマンスも良く、ひとたび74リッタータンクを満タンにすれば1000km以上の走行が可能となる。
私はマツダCX-8を、SUVを捨てきれない家族のための車と表現しておこう。
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